extrapulp’s diary

ベイエリア/シリコンバレー在住 オレンジジュースはExtrapulpで!

2021 ベイエリア 妊娠20週までの記録

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2021年現在カリフォルニア州ベイエリア在住の妊婦です。妊娠20週までの妊婦健診・検査・その他受診の記録をメモしました。

 

どうやら妊娠◯ヶ月って表現は日本とアメリカで示す週数が違うようなので、記事内では◯週の表現を基本にしようと思います。

何ヶ月も前の記憶をヨボヨボ辿りながら書いているので、多少記憶違いがあるかもしれません。。。

4週 市販の検査薬で妊娠発覚

生理が遅れていたためTargetで妊娠検査薬を購入。妊娠発覚。ちなみに前日にCovid-19のワクチン1回目を打っていました。

この後歯科でチェックアップをしてもらったのですが妊娠の可能性を伝えると歯のレントゲン撮影は無しになりました。

 

7週 初診 Santa Clara Valley Medical Center

妊娠発覚後、加入している保険会社に紹介されSanta Clara Valley Medical Centerに予約を取り、初診を受けました。

コロナ禍のため建物に入れるのは受診予約のある本人のみ。夫は駐車場待機でした。

産婦人科の待合室に入ったらまずは受付に保険証を提示して予診票などを記入。名前を呼ばれたら看護師さんに血圧、体重、測ってもらい、簡単な問診ののち、医師にバトンタッチし経膣エコーで胎嚢を確認!エコー写真を数枚もらって終了でした。

受診後に病院のポータルサイトのマイページからAfter Visit Summaryが確認できるのですが、初めてのアメリカの病院、初めての妊娠、初めての英語で医者とやり取りで恐らく緊張しまくりだった私の様子が「Alert(警戒している)」とメモされていて笑ってしまいました。

病院自体はなんというか、ちょっと田舎の、ちょっと古めの、公立病院って感じで。。

待合ロビーも実に簡素で、私がド緊張していたからかもしれないけど、受付もあまり愛想無く、受診の前にいろいろと記入する書類も説明無いままサインを求められたり。診察自体はスムーズに終わったものの、出産までの付き合いだと不安も残る…と思い、他にどの産婦人科が保険対応なのか自力で調べました。(アメリカ生活に限らないけど、賢く生きるためには自力で調べるの、ほんと大事ですね…;;)

自身が加入している保険「United Healthcare」のマイポータルからネットワーク内の医師を検索し、日本人の方が多くかかられているというPAMFのイノウエ先生も保険ネットワーク内ということが分かったので晴れて転院しました。以降ずっとPalo Alto Medical FoundationのMountain View Officeに通っています。

このあたりでCovid-19のワクチン2回目を打ちました。

9週 病院変更 Palo Alto Medical Foundation(PAMF) at Mountain View

Palo Alto Medical Foundation at Mountain Viewイノウエ先生(Dr. Inouye)が保険ネットワーク内であることを確認してすぐに予約の電話をし、幸い新患も受け付けているタイミングとのことでしたので、そのまま予約が取れました。前回のSanta Clara Valley Medical Centerでの診察で妊娠や子宮の状態など確認できていたのでもっと先の診察になるかと思いましたが、あっさり9週での受診となりました。

受診当時はコロナ対策のため、夫は病院内の受付まで同伴可でしたがその先は私のみでした。

病院が変わったからかまた改めてエコーを行いましたが、今回は経腹エコーでした。加えて出生前診断の説明を受け、私達はNIPT(新型出生前診断)のみを受けることに決めたので、次回の血液検査のときに一緒に受けてくださいねと検査キット(下の写真の箱)を渡されました。

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10週 ラボで血液・尿検査

Sutter Health系列のラボで血液、尿、NIPT(上の紫の箱を受付に渡す。内容は採血のみ。)を受けました。Sutter Healthの系列ラボならどこで受けてもいいとのことで家の近くのラボにしました。まだコロナの影響があったのでラボに入れたのは私のみ、夫は駐車場待機でした。

尿検査があると分かっていたのに家を出る前にトイレに行ってしまい、ラボでは本当に尿が出ず、室内にあった飲み水を飲みながらひたすら尿待ちしていました。血液検査は試験管何本も抜かれました。きっとこの日はご褒美でおいしいものを食べたのかな。覚えていません。

検査結果は結果が出た項目からどんどんSutter HealthのMy Health Online(病院のいろいろが管理できるマイページ)にアップロードされていきます。NIPTのみ外部の会社の検査なので結果が出るまで多少時間がかかりましたが、それ以外の血液・尿は1-2日ですぐ結果が出て早くてびっくりしました。全てがオンラインで確認できるのも便利ですね...!

 

13週 PAMFで通常検診

通常の検診です。10週に受けたラボの結果は先生も見ているので、それに関してアドバイスを頂いたり相談事などを話しました。

検診でのエコーについて、初期の1回、中期のAnatomy Ultrasound、後期の1回以外、特に異常など無ければ通常の検診では行わないようです。その代わり、毎回紙?のメジャーで子宮底長をはかり、先生の持っている道具で胎児の心音を確認してもらっていました。

 

16週 PAMFで通常検診

通常の検診です。頭の目立つところに1円玉くらいのハゲができてしまったのですが、通常妊娠が脱毛の直接の原因となることはないとのことで、皮膚科へのリファーラルを出してもらいました。

が、後日電話で予約を取ろうとしたら紹介していただいた皮膚科医はあまりの人気で2-3ヶ月先まで予約が取れず(待ってる間にどこまでハゲが進行しちゃうんだろうと不安でした)誰でもいいから空いてる人お願いします~!!と粘り、自宅からちょっと遠いけど近いうちにかかれる先生を予約しました。結果的にとても親身になってアドバイスをくださる先生だったので良かったです。

 

19週 番外編・皮膚科

妊婦健診では無いですが、上記で述べた皮膚科に行ってまいりました。虫眼鏡のようなものでハゲ部を見て頂き、特に皮膚に病気などの異常は無いとのことで、実はこういうハゲは老若男女誰しも生きてれば気づかないうちに経験するものなんだと教えてもらいました。今回私は目立つ場所だから気づいたけど、目立たない場所だと知らないうちにハゲができてて、知らないうちにまた毛が生えてたということもあるらしい。

妊娠は精神的にも肉体的にもストレスがかかるので、それも一因かもしれないねという話をして、待ってれば自然に生えてくることもあるし、ステロイド(だったかな?記憶がボヤボヤですみません)などを使う治療もあるという説明を受けつつ、とりあえず様子を見つつ良くならなかったらまた受診しますということになりました。

 

※ずっと様子を見ていましたが、28週ころには毛が完全回復しました!!

 

20週 PAMF

この日はいつもとは違う建物でAnatomy Ultrasound・中期胎児スクリーニングを受けました。夫も同伴して約1時間、エコー技師の方と専門の医師の方に胎児を隅々までエコーで見てもらいました。こんなに長々しっかり見られる機会って無いので、長いようであっという間の時間でした!プリントしたエコー写真とデータ入りのCDROMがもらえます。部屋は若干暗くて居心地がよかったです。

すぐ隣には分娩でお世話になる建物もあったので、下見がてらちょっと周りを歩いて様子を見てから帰りました。中にも入れたら入りたかったけど、工事中だったので外だけ。

 

後半戦はまた後日まとめて。